WEBスクールを始めて見えたWEB業界のリアル｜未経験からプロを目指すには？ 名古屋でホームページ制作ならCatworkWeb

WEBスクールを始めて見えたWEB業界のリアル｜未経験からプロを目指すには？

こんにちは！Catwork代表の足立です。
今回は、昨年末からスタートしたWEBスクール事業について、実際に運営して見えてきたことや、WEB業界の現実・将来性についてお話ししていきます。

「WEB業界に興味があるけど、何から始めればいいの？」「未経験からWEBクリエイターになれるの？」と考えている方の参考になれば嬉しいです。

※本記事は弊社から見た一例・私自身の見解です。あくまで参考としてご覧ください。

WEBスクールを始めた理由と教育方針

私は以前、職業訓練校の講師をしていた経験があり、「いつかは独自のスクールをやりたい」と思っていました。
そんな思いから、2020年末に弊社のWEBスクールをスタート。
最初のうちは試行錯誤もありましたが、多くの方にご利用いただいています。

実務目線の教育

職業訓練校ではツールの使い方に重点を置いていましたが、弊社のスクールでは「実際に使うツールを、現場での考え方や仕事の流れとセットで学ぶ」ことを重視しています。

たとえば

• PhotoshopやIllustratorの基本操作だけでなく、どう使い分けるか
• HTMLやCSSの記述だけでなく、レスポンシブ対応や修正フローの理解
• デザイン制作だけでなく、クライアント対応の考え方　など

実務に直結した内容だからこそ、「学んだことがすぐ使える」と好評です。

よろしければスクールページもぜひご覧ください。
https://school.catwork.co.jp/

WEBスクールを通じて見えてきたこと

学習の進度には個人差がある

これは当然のことですが、PCスキルや学習スタイル、生活環境により進度には大きな個人差があります。

• PCに慣れている方・独学経験がある方 → 飲み込みが早い
• 復習や課題にきちんと取り組む方 → 自発的に成長しやすい
• 家事・育児・仕事との両立で時間が取れない方 → 苦戦する傾向あり

授業だけでは足りない現実

よくある質問で「授業を受ければWEBクリエイターになれますか？」と聞かれることがありますが、正直に言います。

授業だけでは不十分です。

PhotoshopやIllustratorの操作を覚えただけではデザイナーにはなれません。
HTML・CSSを学んだだけでは、現場で通用するサイト制作はできません。
「授業外の努力」こそが、成長のカギです。

WEB業界のリアルな状況（2020年6月時点）

この記事を書いているのは2020年6月。
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除され、社会が少しずつ動き始めたタイミングです。

WEB業界への影響は？

今のところ、弊社が属するWEB制作業界への影響は軽微です。
むしろ、以下のような支援制度が追い風になっています。

• 小規模事業者持続化補助金（2020年より年4回募集に）
• IT導入補助金（制度変更により、広範な事業に対応）

これらの制度を活用して、ホームページ制作を依頼される中小企業様が増えており、スキルの高いWEBクリエイターの需要は安定しています。

ただし、大手企業では人員整理やプロジェクトの縮小なども起きており、正社員採用の倍率が上がっているのは事実です。

WEB業界は可能性にあふれた分野

今や、ホームページ制作やWEB集客はどの業種においても重要な要素です。

一度しっかりスキルを身につければ、WEB制作会社だけでなく

• インハウスデザイナー
• フリーランス
• EC運用担当
• SNSマーケター
  …など、さまざまな職種で活躍できます。

決して簡単な道ではありませんが、やればやるほど結果が返ってくる、努力が報われる世界です。

まとめ：覚悟を持って踏み出せば、道は開ける

「WEBスクールに通えばすぐに仕事ができる」
――そんな甘い業界ではありません。

でも、早い段階で「WEB業界で生きていく」と覚悟を決められた人は、間違いなく伸びていきます。

この業界は、「やる気に応えてくれる業界」です。
もし迷っているなら、まずは一歩踏み出してみてください。
そして、自分の力で未来を切り開いていってください。