WEBスクール事業とWEB業界の実情 名古屋でホームページ制作ならCatworkWeb

WEBスクール事業とWEB業界の実情

こんにちは！代表の足立です。
弊社は、昨年末よりWEBスクール事業をスタートし、多くの方にご利用いただいています。WEBスクール事業を始めてみて、感じたこと、思ったことを書いていこうと思います。

この記事はあくまで弊社から見た視点、私個人の見解ですので、予めご了承下さい。

元々私は、職業訓練校で講師をしていた時期があり、スクールの事業自体はいつかはやろうと思っていたので、割とすんなりスタート出来ました。職業訓練校では、使う使わないに関わらず、ツールの使い方を中心に授業をしていましたが、今は使うツールから優先的に、また、ただ単にツールの使い方だけではなく、実際の業務に役立つ考え方、仕事の仕方、流れもお伝えしていきます。
これは現場に近いスクールでないと難しいですね。

よろしければ、スクールページもご覧ください。
https://school.catwork.co.jp/

WEBスクール事業を行って感じたこと

さて、実際にスクール事業を行って感じたことですが、かなり人によって差があるということです。元々PCの扱いに慣れていたり、自分で少し勉強してみたのですが…という人は上達が早いです。

また、当たり前のことですが、復習、課題の時間を取っている人はきちんと授業に付いてくる、授業の進捗以上にご自身で成長されていきますが、日々の仕事や家のことで時間が取れない人は、苦戦されているイメージです。

WEB業界は、スクールにお金を払えば誰でも出来るようになるような甘い業界ではないです。PhotoShop、Illustratorなどのツールの使い方だけを覚えてもデザインは出来るようにはなりませんし、授業で、html、cssの書き方を習っても、何個もサイトを実際に組んでみないと現場で求められるレベル、実戦で出来るまでには身に付きません。

よく、「御社のスクールに通えばWEBクリエイターになれますか？」と質問を頂きますが、ただ単に授業を受けるだけでは残念ながら答えはNOです。
授業時間外の努力が必須です。

もし、本気でWEB業界で生きていくのであれば、出来るだけ早くWEB業界で生きていく覚悟を決めることが重要だと思います。やれば出来る。やる気に答えられる、努力が報われる、無限の可能性のある業界だと思います。

最近のWEB業界の実情

この記事を書いている2020/06現在、新型コロナウィルスのがひと段落して、緊急事態宣言が解除されたような段階です。

今のところWEB業界自体への影響は軽微なような気がします。もしかしたら弊社のみかもしれませんし、この後影響が徐々に出てくるかもしれませんが。
印刷屋さんや、大手の広告代理店は、もしかしたらストレートに影響を受けているかもしれませんが、今年から、小規模事業者持続化補助金の応募が年4回になり、格段に利用しやすくなったのに加え、コロナ対策の募集枠が増えたり、IT補助金においても制度自体がバタバタしている感は否めませんが、WEB業界にとっては大きな追い風になっています。

小規模事業者持続化補助金、IT補助金を利用されてホームページ制作をされる企業様、非常に多いです。そのため、弊社のように、中小企業様をクライアントにホームページ制作を行っている会社スキルの高いWEBクリエイターの需要は、当面落ちることは無いように思います。

ただ、一方で、大手ほど、プログラマーの派遣切りや、業務規模の圧縮などの話は聞きますし、就職という面での倍率が上がってしまったのは間違いないでしょう。

WEB業界は可能性に満ちている

ホームページ制作、WEB集客は、今やどの業種でも必須のファクターです。
高い技術を1度身に付ければ、WEB制作会社以外でもいろいろな職種で活躍することが可能です。

簡単ではないですし、甘い職業でもありませんが、遣り甲斐があり、人生を掛ける価値のある、可能性にあふれた職業だと思います。

もし、今、WEB業界への1歩を踏み出そうと思っているのであれば、勇気をもって踏み出してみることをオススメします。ただ、早い段階で、本気でWEB業界で生きる覚悟を固められると良いと思います。